【塾の毎日/深夜の教材作り&添削タイム?】

ITパスポート指導

授業が終わった後の時間は教材作り&添削タイム。後は何かしらのトレーニングの時間。

写真のテキストは今年の『ITパスポート』試験の学習に利用しているメインテキスト。毎年このテキストの最新版を使って、受験する生徒達と一緒に勉強しています。『ITパスポート』は、簡単に言うと『ITの基礎知識』を理解できているかを証明する試験。でも、この基礎知識というのは、実はITを使って仕事をする方々が知っておいた方がいい知識が多く、実際大学でITを活用する機会、また社会に出るとさらにITを使わない職種がないともいえる現代にあっては、知って理解しておいた方がよい知識が多いので、プログラミングやweb制作を勉強している高校生、また今後IT系・情報系・メディア系の大学や専門学校に進む生徒達で、学校の勉強以外で何か学んでみたい、という時に勧めているもののひとつです。

今はテレワークを行う仕組み、テレワークで発生する問題点、さらにパソコンを購入する時に出てくるCPUとかメモリとかコアとかって何?という実例も混ぜながら、臨時休校中の時間を使ってさらに数名の生徒達が学習にチャレンジ中。家庭学習・授業用に『1問1答式の練習問題』を用意して、その中に様々な実例問題も含めながら授業で解説しています。事前に解いたものを提出(今はビデオ通話授業に切り替えている生徒達がほとんどなので、メールやLINEなどで事前に送ってもらいます)してもらい、そして授業の時に分からなかった部分や間違えた部分を解説しています。(添削後、解説を作って送ったり、生徒に合わせた方法で学習しています。)

今は便利な時代で、web制作やプログラミミングも画面共有機能を使って、こちらで作業内容を確認しながらビデオ通話を使ったネット授業でもできますし、スマホやタブレットでも授業を受けてもらうことが可能な時代。国語・数学・英語・社会・理科という学校で学ぶ教科の他、プログラミングやweb制作、パソコン操作まで生徒達が学びたいことを教えられるように、と思いまずは私が学んでみようという精神で教科も広がっています。今年の中頃からは中国語を教えてほしい、と言われているのですが、これはせっかくなので一緒に勉強していくスタイルでやってみようと考えています。

個別指導はどうしても1時間当たりの授業料に関しては、集団指導型の塾・予備校やネット配信授業を視聴する形式の塾に比べれば、金額的には負担が大きいかもしれません。なので、ある程度勉強のリズムができてきたら、Eduの塾では、宿題や課題については事前に提出してもらい、添削したうえで授業の時に解答したり、宿題が分からなくて進まない、という時にはLINEやメールなどで分からない問題を写真などで送ってもらい、その解説を返信して学習をサポートしていくように、また毎週少しずつでも家庭学習の時間も増やしていけるようにアシストしていこうと考えています。通常時は、家庭学習が難しい生徒達には、教室に授業日以外にも来て、教室で宿題分の学習を進める、そうすると分からなかったら聞いてもらって、授業の合間時間に解説して、その場で理解して進めることができるので・・・という方法をとっていたのですが、今は各授業の合間にビデオ通話で短時間つないで解説したり、時間が合わない場合は授業後の深夜時間に解説を作り、翌朝返信するというリズムがちょうど3月から続いています。(元々学校の課題などで明日まで~というのは翌朝までに返信しているので、いつも通りといえばいいつも通りなのですが。笑)

こんな方法でしっかりとサポートできる体制としては、今までの経験から30人が限界かな、それより多くなってしまうときっとサポートできない部分ができてしまうかな、ということでここ数年Eduの塾では『30名』という定員を設けています。また、色々なリズムがあるので、生徒ひとりひとりの授業時間数や指導時間の希望も色々と変動するので、こうしたい、こうしてほしいって希望もある程度融通が利く、だから希望が言いやすいって環境に保つためにも、少しゆとりを持つようにしています。

塾をスタートして気が付いたらもう23年目。年は取ってきましたが、これからもやってみたいをカタチにするお手伝い、きっかけを色々と生み出すことができるように、『塾のできること』はますます広げていきたいなと思っていますし、なにより自分自身が学ぶことを続けて、行動を通して感じたことを生かして指導の幅を広げ、育てていきたいと考えています。