【塾の毎日/やってみたいをカタチにすることができる大人になってほしい。】

1998年に塾をスタートした時に考えていたこと。

いい成績が取れればよい。
いい大学に入れたらいい。
そうすればいい就職が見つかる。

その言葉が崩れ始めた時代に中高生時代を過ごした僕。またちょっとあまり人が経験しない人生の初期を過ごしていた僕にとって、僕がこんな場所があったらいいなと思う場所を自ら創ってみよう、まずは自分が行動してみようと思い動き出した結果、20歳で塾をスタートすることになりました。

いい成績が取れた。
いい大学に入れた。
いい就職先に出会った。

でもそれはゴールではなくて、スタート。

そのスタート地点に立って、次に出会った未来の可能性をどう広げていけるか。
これからの時代はますます自ら道を切り拓く人が求められる時代になる。

ということは。

自分自身をどう活かすか。
自分自身の可能性をどう広げるか。
自分自身をどう成長させていくか。

自分自身の人生を、自ら考え、自ら行動し、さらに可能性を切り拓くためには何ができるだろうか。

その考えをもっと分かりやすく伝えられないかなと考えて出てきた言葉が『やってみたいをカタチにする』、『やってみたいをカタチにできる人になってほしい』という僕が色々な場所でよく口にする言葉です。

僕が高校生の時、大学を出ていない人間は教育に携われないととある先生にはっきり言われました。中学生の時には、家庭が貧乏なら教育に携わるなんて無理だからあきらめた方がいい、早く働いた方がいいんじゃないと言われたあの日の絶望感も今も忘れません。

でも、45歳の今、僕はありがたいことに教育という分野で色々なお仕事や役割に携わる機会を頂き、『やってみたいをカタチにする』、誰かができない、そんなの無理だって言われたとしても道は自ら切り拓いて可能性を広げられるんだって自分の人生で証明できたと考えています。

今はなかなか将来の目標は?って聞かれても、時代が目まぐるしく動いていて、なかなか見出しにくい時代になってきています。よく生徒達からも学校で将来の目標は?、将来の人生設計は?、将来のために・・・と言われても実感が湧かないし、分からないと悩みを聞きます。いや、本当にその通り。45歳のおっさんですら、今の時代将来なんて分からないもの。

でも、生徒達に話しているのは、人生だからどこでやってみたい、これを達成したいってものに出会うか分からない。その出会ったときに、『やってみたいをカタチにできる』自分になっていたら、やってみようってチャレンジできる。やってみたいをカタチにできる人になるために、そうなりたいなって思って僕が実践してきたのは、小さなやってみたいを実現する繰り返し。

英語のスペリングコンテストで満点を取るためにはどうしたらいい?今までのスペリングコンテストは夏休みの最後の一週間しか練習してなくて、あんまり覚えていなかった。だったら、今回は夏休みのスタートから2日おきに練習しよう。自分が覚えるのに最適な練習方法は?じゃあいくつか提案するからそれを試して自分が一番覚えやすい方法を見つけてみよう。

自分なりのやり方、自分なりの道の切り拓き方のレパートリーを増やしておくと、やってみたいをカタチにできる機会が増える。

年を重ねると、ついつい体力や何かしらの理由でできない理由を探してしまいがちですが、生徒達がやってみようって前向きな気持ちを届けられるような大人でいよう。僕の人生最後まで続くチャレンジ、やってみようというならまずば自分から。