【塾の毎日/出したという実績】

生徒達には毎日色々な課題が出ています。正直これをノーヒント・資料もなしで取り組ませるのかと感じる課題にも多く出会います。もちろん、自ら考え、計画を立て、調べ、そして自分なりの考えをまとめる力を養うために出している。そういう意図なんだろうなってことは感じているのですが、その課題への恐怖心や課題に対してどうしていいか全く分からない。出せないと先生の印象が悪くなっていくし、なんでやらないんだと怒られるし、ただサボっていると思われて印象が悪くなるし・・・そんな苦しみ方をしている生徒達も実は多かったりします。学校に行けなくなったきっかけ、そのひとつだったりすることがあるんですよね。だから、学校の宿題や課題で困っているならばひとりで悩まずにいつでも連絡してほしいと伝えています。課題の内容を一緒に見て、そもそも課題の内容が分からないのであればその解説をしてあげるだけで、そうか、そういうことが前提のテーマだったのか、と一歩進めるし、自分の考えをまとめなさいというフレーズに困っているのであれば、いくつか考えを引き出す質問、こういう時だったらどう考える?とかこんな時だったらどんな風に行動する?など自分自身の経験から引き出して想像を広げるヒントを届けることで課題のゴールが見えてくるようにするとか。次にまた同じように課題や宿題に取り組むときに、今回よりも自分で取り組めたり、考えたりする部分を広げる機会になるように、また一歩踏み出す新しいきっかけとなるように、前向きに一緒にこの機会を活用していこう。

前向きに活用する経験を積むことで、もっとやってみよう、もっと頑張ってみよう、って前向きな気持ちが生まれ、その気持ちがまた才能を引き出したり、新たな視点や考え方に出会う機会にもなる。

毎日色々なことがあります。そりゃ楽しいことばかりじゃない。でも、後ろ向きに考えていたらすべては後ろ向きになっていく。前向きに考えたり、その機会を自分自身のプラスに生かす方法を考えてみるとそれは物事も前向きに動き出すきっかけを創りやすい。僕自身がまずはいつでも前向きに考える人間でありたいと思います。