【塾コラムvol.2/いつもの君で大丈夫。】

【いつもの君で大丈夫。】

週末推薦試験を迎える高校生。高校で面接試験の練習や対策もあったそうなのですが、どうも指摘されるポイントがなんだかしっくりこなくて、学校の先生とのコミュニケーションがうまくいかず対策を受けたことで逆に自信を失ってしまっただようで。

今日の授業、面接練習というか面接対策をしてもらえませんか?ということだったので一緒に面接に向けた準備をすることに。

高校については、最初思っていたのとは違う学校生活だったことで別の高校に転入したこともあり、高校2年生から自ら調べて積極的に何回も色々な専門学校などのオープンキャンパスや説明会に足を運び、『自分が何を学びたいか』『自分に合う、興味を持てる資格はなんだろう?』と真剣に向き合って決めた進路。

自ら行動し、自らやってみたいことを探してきた彼。だから、志望理由も将来に向けて考えていることも、どうしてこの資格を目指すことにしたのかもしっかりと自らの考えを持っているし、私はいつも凄いなぁと思っていました。

私は何かこういう考え方もできるんじゃないかな?と生徒達に提案する時には、『どうして?』という問いに対して理由が説明できることを提案することにしています。こういう考え方はよくない、そういう考え方はしない方がよいというちょっと厳しいことを伝えるときも、やはり同様。『どうして?』という理由をきちんと説明することはそれを口にする義務だと考えています。

だから是非『つべこべ言わず黙って聞け!』『年上の人間の言うとおりにしておけばいいんだ』的な発想は、特に指導やサポートする立場にいる方々には避けてほしいな、と思っているので、まずは自分がそう行動しよう、といつも意識しています。(企業などのプロデュース案件や人財育成案件をお引き受けして、トレーニングチームを育成するときにももう言われなくても分かるわって位このことを繰り返しています。)

いつもの君で大丈夫。
いつも語っている思いや考え、それをそのまま語ってきてほしい。どうして私がそう思うかを、彼が話してくれたことを例に説明しました。

いつもの君で大丈夫。
多分一緒に勉強してからの2年間で、一番いい笑顔で入試に行ってきます!と元気よく教室を出ていきました。

頑張ってね☆

※この記事は2019年12月に書いたものです。この生徒はいい笑顔で合格を報告してもらいました☆