【教育情報/大学入学者、半数以上が年内入試に。】

年内入試とは 面接や小論文中心、9~12月に選考: 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE062DL0W2A800C2000000
 
日本経済新聞の記事です。
2021年度の大学入学者で、総合型入試、推薦型入試による入学者が全体の半数を超えたという記事。
『年内入試』というのは、通常の筆記試験を中心とした入試が1月から3月に実施されるのに対して、総合型・推薦型は9月から12月に実施されることが多いのでそのように名付けられているようです。
実際総合型入試・推薦型入試で大学受験を目指す方々は年々増えています。
推薦型であれば、推薦の条件として学校の成績の評定平均が一定以上であることが求められるため、高校入学時から学校の定期試験でしっかりと対策して試験に臨んでおくことが大切になります。また、総合型の場合は、志望理由書や小論文だけではなく、最近は合宿型やオンラインでのディベートなどを取り入れる学校も増えていて、試験が多様化しています。なので、志望理由書や面接で『いいことを書く』のではなく、『自分自身の現状をしっかり認識していること、そのうえで今の自分、将来の目標に対してしっかりと自分自身の意見を持つこと』というのが大切になってきています。
実際Eduの塾でも総合型入試での受験を目指す生徒達の対策はGW明けには本格化していて、まずは色々な質問に対して、自分自身でどうしてそう考えるようになったのか、そのプロセスを深く紐解いてみたり、今まで考えたことがなかったものに対して、自分でしっかり調べて自分自身の意見をまとめる練習(批判ではなく、あくまで前向き・建設的な次につながる意見を持つ練習)をしたり、逆に与えられた情報だけで今の時点でどう思うかと短時間で思ったことを言葉にする練習をしてみたり、と色々な対策を行っています。
今年も総合型入試がスタートする季節。今年の受験生もしっかりサポートしていきます。