【塾の毎日/成長。】

小6になる春休みから通ってくれている生徒がいる。苦手教科だった数学の学習に力を入れると同時に国語の読解力、特に自分自身ならばこういう時にはこう考える、でも実はこういう時にはこう考える人やこう行動する人もいる、という自分自身とは異なる考えや行動を想像できる力を磨いた。そうすることで、数学の文章題などでも、こういう捉え方をしちゃったけれど、実は今回はこういう風に出題者は意図していたのか、という発想が自然とできるようになりさらに成長を遂げた。自分自身で考え、自分の苦手な部分をより苦手にしないように宿題で出さなくても復習に取り組んでいた。中学校で自分で学習を進める習慣がしっかり身についていたので、高校の最初の定期試験も平均点を大きく上回る結果を残した。そして試験が終わり、すぐ次の試験を見据えて授業を再開している。

入塾したころは1時間の授業でも集中するのが難しい生徒がいた。まずは集中力が続かなくなるのはいつなのか探した。学習開始40分~45分位だった。なので、授業を1.5時間にして、その日の集中力に合わせて30分×3セット、45分×2セットにしたり。さらに間に挟む休憩時間も色々試した。疲れている時はソファーで仮眠しちゃって2時間休憩になったこともあったがそのあとは絶好調だったなぁ。自分合う学習スタイルを探しながら、学力をつけるために必要な時間を確保していく。中学1年生から一緒に学習し、高校2年生になった今は、先生今日は最初学校の課題から取り組んで、そのあと化学のここを解説してほしい、などと自分で教室に来てからの学習の組み立てをしっかりとできるようになっている。ちなみに学習は基本塾で。家はついつい勉強を忘れてしまう誘惑が多いのでしっかり塾で勉強をしてから帰宅して自宅はリラックスの場。自己分析して、色々試した末に見つけた自分スタイル。

中学生の時は不登校で、学校の試験も数回しか受けられなかった生徒。高校生というタイミングに合わせて、自分自身の生活を変えてみるチャレンジをしている。自分自身で毎日通えるように、定時制高校を選び、今は学校に毎日通い、授業を受け、そして最初の定期試験に向けた試験対策学習をしっかりとして、試験をすべて受けた。そして結果がすべて返ってきたが、全教科9割以上の得点。以前ならその試験までは何とか頑張ろう、終わったらもう休むだったけれど、こういう結果を目にすると、次回も同じように取りたい、何より自分の毎日の努力の積み重ねが今回の結果という形になったことで、自分自身の中でまた何かが変わった、と試験が終わったそのあとにこれから塾に行って、数学の次の部分に必要な中学範囲の復習の授業を受けたいと連絡が来て、試験終わりの日から授業を再開している。

自ら決めて自ら行動を続ける生徒達。こうやってたまにその成長を振り返ると、凄いなぁ、まだまだ可能性をこれから広げていくんだろうな、その開花するきっかけをどれだけ一緒に勉強している間に届けられるかなと考えちゃうんですよね。