【塾の毎日/ゼロからイチが難しい。その力になりたいな。】

何事もゼロからスタートして、何かを創っていくというのは難しいこと。何かにチャレンジしてみよう、何かを変えてみようと動き出してから、自分の決めた目標の何かひとつができると実感できて、次はこういてみようと継続する気持ちが強くなったりする段階に行くまでって大変。でも、一度このゼロからイチを成し遂げると、もし一度どこかでちょっとうまくいかなくて挫折したとしても、また再度チャレンジする原動力になっていく。

毎朝起きるために、何か用事を作りたい。だから毎日10時から1時間ずつ授業を入れたい。では、まずは週2回10時に授業をすることを目標にしよう。寝坊してしまったときは、ちょっと今日と生活リズムを変えて明日また朝間に合う時間に起きることにチャレンジしてみよう。月火水金の4日間の内、2回授業出来たら何週間か継続するチャレンジをして、次は週3と徐々に。こうして週4でしっかり10時に授業を受けることができるようになった生徒は、自分で起床時間をコントロールできるという成功体験から、大学生活を思い描き始め、行きたい大学に出会い、そのための学習時間を増やしていき、大学も自分自身でスケジュール管理をして4年間で卒業した。

高校や大学、ここに行きたいという目標がある。でも、どうも家庭学習ができない。では、まずは自分自身の学習時間を徐々に伸ばしていくことから始めよう。スタートは苦手な教科は週1時間、得意な教科は隔週で1時間で。授業前後に30分ずつ自習時間を作ってみよう。授業前の時間は学校の宿題に取り組んだり、塾の授業の前回の解きなおしをしてみよう。分からなかったところは授業でまず一緒に取り組もう。授業後は得意な教科の自習に取り組んでみよう。分からなかった問題がその日のうちに解けるようになった、前回とけなかった問題があと一歩のところまでできるようになった、色々とその生徒にとって取り組みやすそうな、やってみようという気持ちが湧いてきそうな組合せを考えて試していく。そうすると気が付いたら半年後1日3時間位普通に勉強できるようになり、授業時間を増やした分しっかりと結果につながる状態になった。自宅だと集中できない、だったら教室を自習の場としてどんどん活用してほしい。

塾に行って基礎から復習したい。でも、約束の時間に行けるか自信がない。休んでしまって親と塾代のことでケンカになっちゃうかも。じゃあ、今日これから行けるって時に連絡をしてくれたらいい。この日はこのあと〇時から授業できるよ~と伝えるよ。授業料は他の人よりちょっと割高にはなるけれど、その月に授業した回数分だけ授業料としてお知らせするよ。当日連絡でもOK、授業をしっかり受けられた分だけ、お父さんお母さんに負担してもらうプランを用意することで一歩踏み出しやすくしてみたり。

部活動の他に習い事をしていて、通常の塾の時間が間に合わない日もある。でも、勉強もしっかり取り組みたい。保護者の方の送迎があるのであれば、習い事のあとに授業を行うこともできる。ちょっと休んでから23時からオンライン授業で一緒に学習できる。部活動にも真剣に取り組む生徒達、そりゃそのまま勉強は眠くなるししんどい。じゃあご飯を食べて2~3時間寝てから24時から授業できますかと相談された。大丈夫、私大抵深夜2時までは毎日起きているのでできるよ~と。

やってみたい。でも、踏み出せない。ひとりでゼロからの一歩を踏み出すってとっても勇気が必要。応援してくれる人、サポートしてくれる人、見守ってくれる人。ひとりじゃないって心強くて、そっと背中を押す存在がいるだけで、やってみよう、って前向きな気持ちが強くなる。私自身はそんな大人に出会えたら、そう思っていた。だから、まずは自分自身がそういう大人になれたら、そう思い日々できることを模索している。これからもやってみたいをカタチにするきっかけを届け、温かく背中を支える存在になれるように。そういう思いで塾を続けていきます。