【塾コラム vol.7/ランニングコスト】

生徒達からニュースや耳にしたんだけどなんだコレ?と感じたキーワードなどについて質問を受けることが多い。

JR北海道の経営問題とかでJRが悪者になっている報道が多いけれどなんか違う気が・・・という疑問点とか(これは、そもそも鉄道とは大量輸送手段であるってことやJR民営化時点での収支予測や経緯なども解説したり。)、ゆとり教育は失敗って言われるけれど失敗なの?(ゆとり教育導入の経緯から一緒に調べて考えてみたり。)という疑問だったり。

興味を持ったことを掘り下げていくこと。なんとなくではなくて、色々な角度から考える機会として、背景にある歴史や事実を調べて、どうしてそう思ったのかを自分の言葉で説明できるように考える機会にするって大切なことだと思うんです。だから、生徒達の質問や疑問には、納得のいくまで掘り下げて一緒に調べて考えてみることにしています。

さて、今回は『ランニングコスト』って言葉について興味を持った生徒が。そもそもランニングコストってなんだろう?

今回はじゃあ実例をあげて考えてみよう、ということでEduの塾を例にしてまずはこの塾を維持するために必要な費用というのを解説、生徒からはどうしてこの月謝で自習はいつでも使い放題とかそういうことが可能になるのかということを他の塾であれば・・・とか他の飲食店であれば・・・などといいくつかの例をあげて解説。身近なもの、目にしたことがあったり耳にしたことがあるものを題材に考えてみる、もっと掘り下げてみる機会を作ると、さらにひとりでもこの場合だったらどうなんだろう?なんてあてはめたり応用してみたりする機会が増えて、自然と物事を掘り下げて考えていく機会が生まれます。誰かの意見をそのまま取り入れるのではなく、自分で調べ、色々な角度から分析し、そして自らがそう思う理由をしっかり説明できるくらいに物事を深く知る機会。これから自らの人生を切り拓き、可能性を広げていくには欠かせない力じゃないかなと思うし、情報が溢れる中で流されることなくその情報を自分のプラスに活用するためにも大きな力になるんじゃないかなと。

さて、今度はどんな質問がやってくるかな?楽しみです。